Hip moonについて

意味を与えすぎないための活動

Hip moon (ex:Hip Moon publishing)は2008年頃から熊本で活動しているレーベルです。

様々な人や物事との出会いにより、zineにとどまらず、形態や提供するものを変えながら、なにかを作るということへの楽しみを続けています。

完成された答えや、わかりやすい物語はここにはありません。
私たちが扱うのは、
言葉になる前の感覚、
意識の底に沈んだ違和感、
見過ごされ、回収されなかった思考の断片です。

Why we exist

現代は、あらゆるものが
「正しさ」「効率」「価値」「成果」という言葉で
過剰に説明され、消費されています。

しかし、人の思考や感情は
本来もっと曖昧で、矛盾を含んだものです。

Hip moonは、
説明されすぎた世界から一歩退き、
言葉にならなかったものを、そのまま差し出すための場
として始まりました。

Background

Hip moonは 2008 年頃にzineレーベルとして始まりました。
明確な計画や戦略ではなく、
「このままでは残らない何か」を記録するための
個人的な実験として続いてきました。

熊本という地方から、
商業ともアートとも完全には重ならない場所で、
静かに制作と発行を続けています。

Our stance

  • 正解を提示しない

  • 読み方を固定しない

  • 意味を急がない

  • 理解されることを目的にしない

「よくわからないが、なぜか引っかかる」
その状態こそを大切にしています。

For whom

Hip moonは、
すべての人に向けた活動ではありません。

言葉にならない違和感を抱えたまま生きている人、
意味を急がず、自分の内側で考え続けたい人にとって、
ひとつのきっかけになれば十分です。

Contact / Follow

理解より、共鳴を。